電池交換の際に中枠を入れ忘れ 時計修理を頼むお店選びは慎重にしたほうがいいですよ
2018年のまもなく終わり。
忙しい年末年始。おそらく見てる人は少ないだろうと思われるので、ちょっと際どい話をひとつ。
先日、セイコーの腕時計修理が持ち込まれました。
動きが不安定ということで見てみると、「これはまさか」思わせることが。
リューズを引っ張ったときの違和感。これは中枠が壊れているのかなと思われました。
中枠とは、腕時計の機械を固定する白いプラスチック部品。無いと困ります。
しかしフタ開けてビックリ。中枠がない。
お客様のお話だと他で電池交換したばかりとのこと。
あーあ、中枠入れ忘れですね。他のお店が電池交換するときに外してそのままフタを閉めたのでしょう。
手術でいえば取り出した内臓入れ忘れてオペ終了しちゃったに等しい行為。これにはドラマ「ドクターX」の大門先生も激怒するでしょうね。
まさかフタが閉まったまま中枠が無くなるわけがない。他で電池交換したときにやっちまったので間違いないでしょう。ずさんな電池交換のせいで時計が壊れました。
時間合わせでリューズ引いたとき気づかなかったのでしょうかね。ひどい。
というわけで、やらかした他店に代わってしっかり直させていただきました。自然に壊れた時計より壊された時計のほうが厄介なことが多いので心配しました。同じ中枠が見つかって良かった。
電池交換に限らず修理店選びは慎重に選ばれることをおすすめします。
修理実績や修理への心構えなどを見ていただき、ぜひ(株)福田時計店をご検討くださいませ。
それでは良いお年を!そして来年もよろしくお願いします。
宝石・メガネ・時計の
(株)福田時計店