群馬県桐生市の(株)福田時計店ではGUCCI(グッチ)腕時計の修理をやっております。

特に最近ご要望が多いのが「オールドグッチ」の革バンド交換です。

色褪せない文字盤がシックで素敵な腕時計です。新しいグッチの腕時計も販売されてますが、アンティーク感たっぷりの「オールド」人気は根強い。

大切な家族の形見だからキレイにしておきたい、思いを受け継ぐ意味で自分が着けたいというお話もよく聞きます。

さて、今も人気が衰えない古いグッチの腕時計。直したいという熱意は冷めることがありません。

市内や近隣のお客様だけでなく最近は埼玉県や東京都など、県外の方からも宅配便で修理依頼が入ります。

近所のお店で革ベルト交換を断られてしまい、ネットで調べて当店を知っていただくというケースが多くあります。

なぜ、近所のお店では交換してもらえないのか。それは、一般的に売られている革ベルトでは取付ができないものがあるからです。

通常だとグッチ純正ベルトかオーダーメードで作るかになります。

しかし、古い時計のために純正ベルトがなくて無理な場合があると聞きます。

オーダーメードは日数がかかる上に金額も数万円はかかるため、敷居が高いと感じる方が多いです。

そこで、当店では一般的な革ベルトを加工して取付できるようにしております。そのため費用を抑えることができます。工賃込みで税別5千円台のリザード革ベルトが一番人気です。

さらにオーダーメードと比べてお日にちもあまりかかりません。ご希望の革ベルトが店頭に在庫にあれば数日で完了します。

オリジナルの雰囲気を保つ工夫もしております。今まで使っていたグッチのロゴが入った純正金具を新しい革ベルトでも使っていけるのです。

純正ベルトによく使われているリザード革を選んでいただければ、仕上がりにもきっとご満足していただける自信があります。

2020年4月16日現在、新型ウイルス流行対策のため外出自粛の要請が出ております。

当店では、ご来店していただくても修理受付ができる方法を推奨しております。

来店不要。郵送・宅配便で修理受付できます。お急ぎの方は「お問い合わせ」くださいませ。

ベルトの色は選ぶことができます。

今までと同じにするか、まったく別の色にしてイメージをがらっと変えるのもお客様次第。もしも色選びに迷ったら(株)福田時計店の担当者にご相談くださいませ。

今回は実際に革ベルト交換した例をご案内しつつ、古いグッチ腕時計によく選ばれる人気のベルトカラーをご案内いたします。

修理前の状況がこちら。

革ベルトがヒビ割れたり破れてしまってます。留め具も外れてしまい、とても腕に着けられる状態ではありません。

古くなった革ベルトを直すのは困難。

基本的な対応は革ベルト交換となります。

お疲れさまでしたと声をかけつつ、新しい革ベルトに替えましょう。

留め具は脱落したものの壊れてはいません。引き続き使えるので、まだまだ頑張ってもらいましょう。

グッチ腕時計に取付できるように革バンドを加工。ベルト交換が完了しました。

オリジナルと同じリザード革、そして同じ黒色。文字盤もブラックで統一されてとてもクールな仕上がりです。

失敗しない選択肢は「前と同じ」・「同色かそれに近い」ものを選ぶことです。

オリジナルに似た雰囲気をキープすることで格調高くスマートな出来上がりになります。

グッチの留め具も今までのものを引き続き使用できるようにしてます。革ベルトはそれぞれサイズが微妙に違います。ピッタリのものを選んであげることで純正品をまた活躍できるようにしております。

グッチのロゴ入りの貴重な金具です。大事にしていただきたいものです。

リザード革ベルト交換(グッチに合わせた特殊加工 )　工賃込で5千円台で完了。

手作業で革ベルトを加工しています。見栄えがよくなるよう注意しておりますが、純正品とまったく同じ仕上がりまではいきません。ご理解くださいませ。

黒に続く人気のある色はブラウンです。

どこか温もりを感じさせるような穏やかな色合いです。

お客様のご要望で電池交換も同時に行いました。

ひとくちに茶色といっても、それぞれ革によって色が微妙に違います。

こげ茶色もあれば、やや赤みがある茶色もあります。

個性があるため、お客様のご要望をかなえるためにベルトメーカーへ「わがまま」を言うこともあります。メーカーでは同じ色として扱われていても、実物を見ると色が全然違うこともあってなかなか大変だけど面白い。

ご希望を叶えるドンピシャの色が見つかって喜ぶお客様のために頑張ります。

参考：同じ茶色なのに全然違う、グッチ腕時計に合う革ベルト選びはなかなか大変

お客様のご希望もあってやや赤っぽい茶色にて取付しております。

さらに赤を強くしたワインカラーという色もあります。

電池交換と革バンド交換　あわせて税別7千円台で修理完了

アンティーク感を引き出したい方にオススメの茶色。

やさしく安心感を思わせる雰囲気で男性にも似合いやすいカラーです。

文字盤にブルーが入っているグッチに圧倒的な人気の青。

生き生きしたブルーの革ベルトに交換した例をご紹介します。

さわやかな風が吹き抜けるような青。

革素材も色も前と似ているはずなのに、古く劣化した革ベルトとは明らかに違います。

古き良きグッチの時計はそのままに、キレイに生まれ変わりました。

加工もバッチリうまくいきました。

青色リザード革ベルト　工賃込で税別5千円で交換完了

革ベルトは黒や茶色しかないと思ってませんか。

次はオリジナルと違う、あえて大胆なカラーを選ばれた修理例をご案内いたします。

今まではオリジナルと同じか近い色の革ベルトをご案内してまいりました。

しかし、まったく違う色の革ベルトもあります。オリジナルと違っても全然いいのです。

お客様のご要望で赤色の革ベルトに交換しました。

オールドグッチなのに、まるで新型が出たかのように鮮やかデビュー。とっても素敵に仕上がりました。

埼玉県の方から宅配便で送られてきたグッチ腕時計。レッドの革バンド交換修理例です。

オールドグッチの革バンド交換で赤色は今までやったことありませんでした。実際にやってみてこれは……良いですね。

革ベルト代金 + 工賃込で税別5千円台で修理完了

ちょうど時計本体にも赤いラインがあるためか、すごく似合うんですよ。

アンティークな文字盤に新時代を思わせる華やかな革ベルトが合わさって、実に新鮮。

お客様にもきっとご満足いただけたことでしょう。

加工の際に出てきた切れ端は処分してます。今回はたまたま隣にあったので写真に収めておきます。

なお、加工に失敗するともうその革バンドは売り物にならなくなります。失敗すると手痛いから、他のお店ではあまりやりたがらないかもしれませんね。

東京都の方から宅配便で送られてきたグッチ腕時計。

よくあるオールドグッチより切り取る幅が大きく、特に慎重に加工したのを覚えております。

腕時計によって最も合う革ベルトの幅も違うし、加工すべき長さや深さもそれぞれ違うのです。

以前、「オールドグッチの革ベルトだけ売ってくれないか」というお問い合わせがありました。残念ながらお断りさせていただきました。

まず必要なベルト幅がそれぞれ違います。1ミリ単位で合わせる必要があります。

さらに、加工するサイズはもっと細かい。幅だけでなく深さも違うことがあります。実物を見て加工しないとピッタリ合わせられません。

せっかく買っていただいても、持ってるグッチに合わなかったら悲しい。そのため、時計をお預かりして一つひとつ見て交換取付しております。

ご面倒でも郵送などで腕時計を送っていただくか、あるいは持ち込んでいただかないと対応が難しいのです。つまり、“作り置き”はやっておりません。ご理解くださいませ。

時計本体にあわせて加工して、できるだけキレイに仕上がるように心がけております。

いちから作るオーダーメードにはさすがにかないませんが、気持ちでは負けないように革バンド交換をやっております。

革ベルト代と工賃合わせて税別5千円台で修理完了

金具にピッタリ合うような革バンドを選ぶのも重要。一般的な既製品とグッチの留め金では出来栄えが全然違います。グッチ純正部品が使えれば、ぜひ使い続けるのをオススメします。

腕時計修理の受付についてご案内いたします。

店頭までお持ちいただくか、または宅配便などで送っていただければ受付できます。

2020年4月16日現在、新型ウイルス流行を防ぐために外出自粛を求められております。

店舗ではアルコール除菌や自由にお使いいただける除菌ハンドジェル

そこで、(株)福田時計店では宅配便での修理受付をオススメしております。

お手数ですが、修理品を送る前に必ず「お問い合わせ」くださいませ。

群馬県桐生市で創業60年以上。宝石・メガネ・時計の(株)福田時計店。

営業時間　9：40～18：40

定休日　水曜日・日曜日

住所　郵便番号376-0032　群馬県桐生市東町808

TEL　0277-45-2383

店舗専用駐車場4台分あり