群馬県桐生市で創業70年 親切と真心の店。

【GUCCI革ベルト交換例】再び外出自粛を求められる今、宅配便で腕時計修理ができます。他で断られやすいグッチ腕時計の革ベルト交換例をご紹介

普通の革ベルトでは取り付けできない、GUCCI腕時計の革ベルト交換例をご紹介。宅配便で修理受付できます

東京都の方から宅配便でGUCCI(グッチ)腕時計の修理依頼が入りました。

群馬県桐生市の(株)福田時計店ではグッチ腕時計(オールドグッチほか)の革ベルト交換をやっております。

 

一般的な腕時計とちょっと違うオールドグッチ腕時計。革ベルト交換を断られやすいとよく聞く腕時計です。そのため、直せるお店を探し回って当店にたどり着く方が多くいらっしゃいます。

「群馬県まで遠い」というお客様のために宅配便による修理受付も可能です。修理してもらえるお店を求めて歩き回る必要はありません。新型コロナウイルスの流行により「外出を控えて」、と言われる地域の方のお役に立てます。

 

さて、なぜ革ベルト交換を断られやすいのか。理由は取付方法にあります。

市販品の革ベルトそのままでは取付できない形をしているからです。

この腕時計には純正品かオーダーメードになります、と案内されるならまだマシ。見た瞬間「うちでは無理」とだけ言われた方もいらっしゃるとか。

 

そこで当店では市販品に加工をして取付できる形にするサービスをやっております。純正品の決まった革ベルトと違って、色やデザインを幅広く選ぶことができます。さらに、イチから完全に作るオーダーメードよりお求めやすく交換できます。

さらに、サイズを合わせれば今まで使ってきた純正の金具(尾錠と言います)を引き続き使うことができます。オールドグッチの雰囲気を損なわず新しい革ベルトが使えるとご好評をいただいております。

 

さっそく実際に行った修理の例をご紹介していきます。

 

どちらの革ベルトにしましょうか、ご要望を聞いてメールで写真を送って選ぶことができます

まだ修理前の写真です。

まずは、どのような革ベルトで交換するかをお客様に選んでいただいているところです。

ご要望は、今までと似ているもの。少し明るめの茶色の革ベルトも興味あるとのこと。

そこで、当店で2つの候補をご案内。お客様は東京都にお住まいの方なのでメールの写真にて送らせていただきました。

いずれもベルトの幅がオリジナルと一緒で金具も純正品を引き続き使えるものです。

 

結果、今までのベルトに近いものがよいということで決定へ。

グッチ腕時計の革ベルト交換で人気のあるリザード(トカゲ)革にて交換いたします。

交換完了 オールドグッチ腕時計がふたたび腕に着けられるようになりました

お客様のご了解後に作業開始。無事にベルト交換できました。

手作業のため、加工跡など完全にオリジナル通りにいかないこともあります。今まで何件もやってきて指摘されたことはありませんが念のためご了承くださいませ。

 

金具もグッチのロゴ入りを引き続き使えます

やっぱりグッチのロゴが入った金具はいいですね。

オリジナルの金具を引き続き使える革ベルトをご案内できます。

 

人気の革ベルトは約5千円台 お客様のご要望に応じてお探しします

費用について。

一番人気のリザード革ベルトは5千円台前後のものです。幅やサイズや色によって変わってきます。

幅については1ミリ単位で合わせる必要があります。より詳しくは実物をみてご案内いたします。

 

大きめのオールドグッチも革ベルト交換できます

メンズサイズのグッチ腕時計だって革ベルト交換できます。

 

加工して取付できました。新しい革バンドもカッコいいです。

金具も今までのオリジナルのものを新しいベルトに取付済み。上品さが引き立ちます。

ベルトによって若干変わりますが、工賃込みでおよそ5~6千円台でご案内できます。

 

クリスチャンディオール腕時計の革バンド交換例 中留バックル金具をそのまま使えるように仕上げました

神奈川県にお住いのお客様からお問い合わせ後に送られてきた腕時計。クリスチャンディオール腕時計の革ベルト交換のご依頼です。

大事なご希望として、今までの中留バックルを引き続き使いたい。色は深緑が良い。以上の点に気を付けつつベルトを探します。

革ベルトの幅サイズに注意して見つけました

お客様のこだわりポイントである中留バックルが合う革ベルト。そして深緑というご希望の両立。少し手こずりましたが、ピッタリのいいのが見つかりました。

 

革ベルトメーカーではディープグリーンと名の付くベルト。高級感があって腕時計によく似合ってます。

今回はベルトメーカーさんへちょっとワガママを言ってみました。内容はできるだけ深みがあるグリーンをお願いすることです。

革ベルトは天然素材の物のためメーカーでは同じ型番でも色合いが少し違うことがあります。そのため、。同じベルトを注文しても並べると色が微妙に違うということがあります。

今回は2本同じのを注文してより深緑に近いものを取付させていただきました。

 

工賃込みで5千円台で完了。

宅配便でお客様の元へ送らせていただきました。気に入っていただけると嬉しいですね。

 

番外編 【金属ベルト交換例】できるだけ純正品と似た雰囲気で交換

番外編として金属ベルト交換例です。フォッシル腕時計の金属ベルトを交換しました。

ベルトの調子が悪く、本当は新しい純正のベルトをご希望だったお客様。しかし、すでにメーカー修理対応が終了していました。

そこで、似ているベルトをできるだけオリジナルと雰囲気そっくりになるよう工夫して取付させていただきました。

 

交換完了。

変なスキマがないようサイズを合わせた物をご案内しました。

デザインも今までと似た感じでスッキリしております。

ベルトと時計本体をつなぐエンドパーツ。ロレックスではフラッシュフィットと呼ばれる部品です。

よく見ると少しキズが見られます。実はこのパーツだけ今まで使っていたベルトから引き継いでいます。

純正ベルトから違うベルトにする際にどうしても時計本体とベルトの間にスキマやガタツキ、違和感が出やすくなります。

そこで、“純正っぽさ”を出すために重要な部分をオリジナル部品に任せました。

 

欲を言えばオリジナルと比べて若干金属が薄いのが気になります。とはいえ、ふたたびお気に入りの腕時計を身に着けられるとお客様に喜ばれました。

費用も4千円くらいと、メタルブレスとしてはリーズナブルなお値段で格好よく仕上げることができました。

金属のベルトは革ベルトのように容易に加工ができないため色々と限界はありますが、お力になれることがあれば対応いたします。

 

店舗情報はこちら

群馬県桐生市で創業60年以上。

宝石・眼鏡・時計の(株)福田時計店です。

 

営業時間 9:40~18:40

定休日 水曜日・日曜日

住所 郵便番号376-0032 群馬県桐生市東町808

TEL 0277-45-2383

 

専用駐車場4台分あり

 

ご来店が難しいお客様へ 宅配便で腕時計の修理受付できます

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地元の低山で雲海が見られる 決めつけないのと諦めない心を大切にしてます

すばらしい雲海。まるで2000メートル以上の高山のような景色。

実は標高1000メートル以下の山の景色だったりします。

 

梅雨の合間に地元の桐生市の山を散歩しました。

早朝、家を出るときは曇り空。普通なら展望には期待できなそうな感じ。でも何となく上に登れば違うだろうという予感がありました。

そして予感は的中。山の頂上から見える景色はこんなに素晴らしいのに、見ているのは自分と20年以上この山に登り続けているおじいさんだけ。

下に降りたら街でも青空が見えていたので雲海が見えていたのはわずかな時間だったようです。一番いいところを楽しめました。

 

どうせ何も見えないだろうと決めつけたり諦めたりせずに行って良かったですね。

時計修理でも決めつけず諦めず、できることを粘り強くやっていきます。