他で断られやすいというグッチ腕時計の革バンド交換修理例 電池交換も同時にできます
静岡県にお住まいの方からGUCCI(グッチ)腕時計の修理依頼が入りました。群馬県桐生市の(株)福田時計店まで遠いため、お問い合わせのあと宅配便で到着しました。
ご要望は革ベルト交換と電池交換修理です。
革ベルトの取付が特殊であり市販のものでは合わないためか、よく断られてしまうと聞きます。純正ベルトを用意するかあるいは加工をしないと交換ができないタイプとなります。
(株)福田時計店ではグッチ腕時計の革ベルト交換やっております。また、同時に電池交換もできます。
以前からちょくちょくお問い合わせがあるグッチの革バンド交換のご依頼。当店の修理例を見ていただき、遠方のお客様からもお問い合わせが増えております。
そこで、修理完了までの流れや革バンド選びの方法などをご案内いたします。
また、他にもグッチ革ベルト交換例やガガミラノの革バンド交換例などをご紹介してまいります。
グッチの革バンド選び 前と似ているのにするか大胆に変更するか
グッチ革バンドの選び方 まず基本は「似ているもの」から
店舗までご来店していただいたお客様には、その場でグッチ腕時計に合うサイズからお選びができます。実物を見て好みの物か、希望に合うかなどをお客様に判断していただけます。
ところが、遠方などの理由でご来店が難しい方にはどう対応するかが大事になってきます。
まず基本は「以前のものと似ているもの」からご案内となります。
色が似ている、模様が似ている、ステッチ(編み目)、素材が同じものなど。ポイントはいくつかあります。
当店に持ち込まれるグッチ腕時計にもともと使われていたベルトだと黒、こげ茶色のリザード革が多い印象です。
リザード革(トカゲ)は見た目から特徴的な素材であり、違うものを選ぶと印象も変わってきます。そのためか、多くの方が前と似ているものをお選びになります。
宅配便でご依頼されたお客様には、写真を送って革ベルトをお選びできます
革ベルト選びにはまず実物の腕時計が当店の手元にないとご案内が難しくなります。
より具体的にご案内するには実物の腕時計が必要です。理由は同じグッチのブランドでも取付サイズが違うからです。10ミリ程度の小ぶりなタイプから16ミリのタイプなど様々です。(今回は16ミリが最も適合しました)。
また、モデルの中には当店で交換ができないものもあります。そのため、時計を送ってもらう前に写真を送っていただくようお願いすることがあります。
さて、似ているベルト探しです。こちらのグッチ腕時計はよくあるリザード革ではありません。そこで当店でご用意ができる革ベルトをお探ししました。
お客様はオリジナルと似ている雰囲気をご希望されていたので候補を2つご紹介。色やデザインのほか、それぞれの革ベルトの特徴のご説明やご予算もあわせてご案内します。
写真左の1番目は牛革の型押しです。牛革は腕時計によく使われるポピュラーな素材です。型押し加工によるデザインも優れています。
写真右の2番目はワニ革ベルトです。ワニ革は高級な腕時計によく使用される素材です。発色がよくて美しく光沢もあります。ただし、価格も高価となります。
メールに革ベルトの写真と料金の違いをご提案したところ、1番目をお選びいただきました。
壊れてなければオリジナルの留め具を引き続き使える
雰囲気をオリジナルに近づけるために欠かせないポイントとして「ベルトの留め具は純正品を引き継いて使う」点は外せません。
オリジナルの金具を引き続き使用できるようにするには、幅をそろえる必要があります。
例えばグッチ純正尾錠(留め具)の幅が14ミリであれば、同じ14ミリの尾錠が入る革ベルトを用意する必要があります。小さすぎても大きすぎてもダメです。
どのベルトなら対応できるのか、私どもでお探ししてご提案いたします。
今回も純正の金具を使い続けたいというご希望があるため、幅が合うものを探してオススメいたしました。
注意点として、グッチのロゴつき純正の金具が壊れていなければ大丈夫です。過去に1回だけ、純正品が劣化しすぎていて故障しているものがありました。その際は既製品の留め具で対応します。
オリジナルの金具を付けると雰囲気が変わります。やはり既製品の金具とは断然違いますよ。
革ベルト交換修理が完了しました。
電池交換修理も同時にできます 料金について
革ベルトの交換といっしょに電池交換修理のご依頼が入りました。
止まっていて動かないから電池交換して欲しいというご依頼もよくあります。(株)福田時計店で修理できます。
その後、修理料金をお客様へご案内します。お支払い後に宅配便でお客様のもとへお送りました。
・料金について
革ベルト交換料金はどのベルトを選ぶかによって変わってきます。例えば高級なワニ革をお選びになると1万円以上となります。
今回はベルト代金や工賃ほか電池交換代や宅配送料も合わせて税込1万円未満で直せました。リザード革をお選びいただいてもおおよそ同程度の金額になるでしょう。
遠くから群馬県桐生市の(株)福田時計店まで、修理のご依頼ありがとうございました。
幅さえ合えば、色やデザインが全然違う革ベルトにも交換できます
もともとのデザインに縛られない、まったく違う色やデザインの革バンドにも交換できます。
必要なのは取付幅が合うこと。あとはお客様のご希望があればです。
もっと淡い色が良いというご希望で選ばれたのがライトブルーカラー。もともとは明るめのブラウンでしたから、大胆にイメージチェンジする結果となりました。
色は変えても金具は純正。良い雰囲気を引き継ぎます。幅が合うベルトを考えつつ、お客様にご案内しました。
ご希望に沿えるようお探しできます。詳しくはお問い合わせくださいませ。
ベルトと時計をつなぐ部品がサビて故障 革ベルト交換と一緒に直せます
グッチ革ベルト交換例です。
こげ茶色のリザード革なので、同じタイプの革ベルトをご案内しました。
まれにベルトと時計をつなぐ部品が壊れていることがあります。こちらは金属がサビておりました。劣化していて使い続けるのが難しい状況です。
そこで、革ベルトと一緒に部品を交換して修理できました。
オリジナルと同じリザード革にて交換。
もちろん尾錠(留め具)も純正のものをそのまま使用。グッチのロゴもバッチリです。
ガガミラノ腕時計の革ベルト交換 お客様のご希望通り燃えるような赤色で完了
グッチだけでなく他の腕時計ベルト交換もできます。ガガミラノ腕時計の革バンドを交換しました。
まるで燃えるような赤色をお選びいただけました。
デザインも純正と似ているものをご紹介して大変喜んでいただけました。
費用は選ぶベルトによりますが、ほとんどのものは数千円~1万円以下で可能です。
腕時計修理のご相談できます 店舗情報はこちら
群馬県桐生市で創業60年以上、宝石・メガネ・時計の販売や修理をやってきております。
時計修理のご相談できます。
オーバーホール(分解修理)、電池交換、ベルト交換、ベルトサイズ調整などできます。
店頭までお越しくださいませ。
ご来店が難しい方には宅配修理も受付しております。
より詳しくは「お問い合わせフォーラム」にてご相談、修理受付できます。
宝石メガネ時計の(株)福田時計店
営業時間 9:40~18:40
定休日 水曜日・日曜日
住所 群馬県桐生市東町808
TEL 0277-45-2383
専用駐車場 4台分あり
店舗周辺地図はこちら
JR桐生駅より徒歩約15分
西桐生駅より徒歩約10分
店舗の場所が分からない場合はご連絡くださいませ。
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ラグビーワールドカップもまもなく終了
写真はウェールズ地方で撮った写真です。ウソです、栃木県那須町にある教会で撮った写真です。(写真左下に教会って書いてある時点でバレバレ)
本日2019年11月1日、朝の情報番組を見ていたときのこと。ラグビーボールを枠の中に入れるミニゲームが本日で終了というお知らせがありました。
ラグビーワールドカップも本日が3位決定戦、明日が決勝戦で終わりですね。
3位決定戦であの強豪ニュージーランドと戦うウェールズ。個人的には気になる地域です。
とくに「カーナヴォン城」は一度見てみたいと思っております。中世ヨーロッパの覇権を争うシミュレーションゲームで遊んでた時は堅牢な城塞として立ちふさがりました。
調べると、ジブリの天空の城ラピュタのモデルにもなったそうで。
さて、今年も残すところあと2か月。早いものです。
いつかやりたいことや行きたいところを語るのもいいですが、口ばかりではなくたまには行動しないといけません。でないと、アッと言う間に時間が過ぎ去ってしまって怖い。
思い当たる方へ、とりあえず簡単なことから始めましょう。
まずは壊れている腕時計や止まったまま放置している腕時計を修理に出しましょう。いつかやる……で先延ばしせずに。
腕時計の修理は、群馬県桐生市の(株)福田時計店にお任せくださいませ。
宝石・メガネ・時計の
(株)福田時計店