止まりやすくなったオリスの修理例と手巻きIWC腕時計修理例のご案内
群馬県高崎市から腕時計のオーバーホール修理で(株)福田時計店にご来店されました。
スイス製ORIS(オリス)自動巻き腕時計の修理例ご案内です。
腕に着けてるときの動きでゼンマイを巻き上げできる自動巻き腕時計です。手巻き可能な機能もついてます。
お客様が手で巻き上げていたところ、「嫌な感じの変な音」がしてしまったとのこと。
それ以降、動くけれども止まりやすい症状になってしまったので当店にお越しいただけました。
調べた結果、角穴車の破損が見られました。オーバーホールと部品交換で修理完了。
後ほどご案内いたします。
しかし、嫌な感じの音ってどんな音がしたのでしょうか。あまり想像したくないですね。
もう1本はIWC手巻き腕時計の修理例。何年もオーバーホールしてないということでメンテナンスの意味を込めて修理となりました。
油(オイル)切れが続くと故障しやすくなる 定期的なメンテナンスをおすすめします
自動巻き腕時計の動力となるゼンマイ。ゼンマイを巻き上げるための力を伝える角穴車が故障しておりました。
壊れていてうまく巻き上がらないために止まりやすかった状態です。
歯車がダメになってしまっているため、部品交換で対応します。
あとはオーバーホールで腕時計の内部をメンテナンスします。
長年オーバーホールしてなかったというお話のとおり、潤滑油(オイル)切れが見られました。
オイル切れによって部品の動きに負担がかかってしまいます。結果、故障しやすくなってしまいます。
対策は定期的なオーバーホールです。
良い状態をキープすることで部品の負担を減らします。私どもでは、5年に1回を目安とご案内しております(機械式腕時計の場合)。
オーバーホール + 部品交換 税込2万円台で修理完了
ワケあって、オリスのリューズは特に優しく大事に扱ってください
「大きいリューズ」が男らしいカッコイイ腕時計。ベゼルの模様も重厚な感じですね。
そんな力強くみえるリューズですが、取扱いはぜひとも優しくお願いします。
ねじ込み式は強く力いっぱいねじ込まないでください。故障の原因となります。そんなに強くねじ込んでも防水性能がアップするとかありません。むしろ劣化を早めて性能が落ちます。
さて、もしもリューズが壊れて無くしてしまった場合が大変。純正部品が手に入らず、メーカー修理しか選択肢がなくなることがあります。
リューズを良い状態に保つには、やはりオーバーホールがいいですね。湿気などによって劣化することがあるため、オーバーホールで洗浄乾燥することで劣化しにくくできます。
IWC腕時計のオーバーホール修理例
群馬県太田市からお越しのお客様からIWC手巻き腕時計のオーバーホール修理依頼が入りました。
しばらくオーバーホールしてなかったということで、他の腕時計の修理と一緒にオーバーホールすることになりました。(他の腕時計修理例はまた後日ご紹介します)。
なかなか年数が経過していると思われる腕時計。とくに慎重に対応しなければいけません。
年数が経ってる腕時計は機械内部の状態に気を付けます。
たまにサビや劣化がひどすぎて手をつけられないものもあるからです。文字板や針にまでサビがきてガタガタだと危ない感じがしてきます。
今回はサビや湿気が入った跡が見られましたが、無事にオーバーホール修理できました。
非常にシンプルな外見。そして気品ある針のデザイン。あらゆる場面で使えて腕にスッと馴染む素敵な腕時計ですね。
オーバーホールで修理完了 税込2万円台
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宝石・メガネ・時計の(株)福田時計店です。
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