群馬県桐生市で創業70年 親切と真心の店。

大人のための家用メガネで心地よく過ごせる、ゲーム「原神」をパソコンで遊んでいて気づいた目の疲れ対策レンズ

遠くがよく見えるメガネだと疲れる、見たい距離に合わせた家用メガネで本気の疲れ目対策

パソコンゲームが面白くて最近遊び始めたら目が疲れるようになりました、とご相談を受けました。

いま人気のオープンワールド型アクションRPGゲーム「原神」です。

 

これまでもテレビゲームを遊ぶことはあったけれど、とくに疲れは気にならなかったというお客様。

ブルーライトカットのレンズにすればいいですかね」と尋ねられましたが、それだけでは難しそうです。

詳しく聞くと疲れやすいと感じるようになった原因が3つ浮かんできました。

 

1. テレビからパソコンになって見たいものの距離が変わった

 

2. 10代・20代の頃と同じにいかない、ピントを合わせる目の調節力の変化

 

3. のんびりと遊べるゲームと違うアクションRPGで画面を見続けることが多くなった

 

そこで外出用メガネと違う家用メガネが役立ちます。大人のためのインドア向けでリラックスしやすい眼鏡をお買い上げいただけました。

ゲームだけでなく、家事をしたり本を読んだりスマートフォンを見るのもラクになります。

散歩もOK。そのまま歩いてコンビニへ買い物にも行けます。

 

詳しくは後ほど。

 

テレビより距離が近くなったパソコン画面、家用メガネは近くにピント合わせしやすい度数にしました

遠くから近くのものを見るために、目の中で調節機能を使ってピントを合わせます。目の中の水晶体という部分を厚くしたり薄くしたりして、ピント合わせを行います。

遠くから近くまで、どの程度ピント合わせができるかというのを調節力と一般的にいいます。

 

5メートル以上など、遠くのものを見るときはあまり調節力を使いません。

その一方で、近くを見るときは調節力が必要になります。そして、ずっと調節し続けると疲れてきます。

 

テレビゲームするときに見ていたテレビまでの距離はおよそ2~3メートルです。それほど多くの調節力は使いません。

ところが、パソコンモニターになったことで見る距離が近くに変わりました。距離はおよそ70センチ前後です。すると、調節力を多く使うことになります。

 

同じ「見える」でも、楽なほうが快適

調節力の対策として効果があるのは、眼鏡の度数を変えて手元よりに合わせる方法です。

つまり、遠くの見え方を控えめにして手元をラクに見えるようにします。

 

車の運転などに適さなくなりますが、家用のメガネであればそこまで遠くが見えなくても問題ありません。

 

度数の設定はお客様のご希望に合わせられます。今回はテレビが見えないと不便ということで、遠くがよく見える距離が3メートルくらいになる度数に設定しました。

 

調節力は年齢とともに弱まってきます。早い人だと30代から手元を見続けていると疲れやすくなったと感じる方もいらっしゃいます。

このような話をすると「まだ老眼なんて年齢じゃない!」と怒られるかもしれませんが。10代や20代の頃と同じようにいかない、大人になった証です。

 

意地を張ってガマンするより快適に過ごせる戦略を採用しましょう。

「頑張って見る」より「楽に見える」メガネで、疲れにくい見え方を目指すのです。

 

遠くが見えて手元もサポートできるレンズがあります。ただ今回はオススメできなかった理由

アシスト設計レンズなら、遠くの見え方はそのままで手元の見え方が楽になる

いちいちメガネを掛け替えるなんて面倒。1本のメガネで何とかしたい。

そんなときは「アシスト設計」メガネレンズがおすすめです。

 

メガネの中に複数の度数を混ぜたメガネになります。

遠くの見え方はそのままで手元のピント合わせを手伝ってくれる「サポート」レンズとなります。

スマートフォンを長く見続けたり本を読むときなど、近くを見るときに役立ちます。

強さは3段階あります。30代の当店スタッフは手元のパワーがもっとも抑えめで慣れやすい「ライト」を使用しています。

携帯電話を見るときや、パソコンでブログ記事を書くときなどに活躍してくれてます。もちろん、遠くはしっかり見えるので車の運転もOKです。

掛け替えたときの違和感がほぼ無く、本当に度数が入っているのかレンズメーターで調べてしまったほど。

目の状況やライフスタイルに合わせて、サポートの強さを選べるのが嬉しいポイントです。

 

なお、本格的な老眼対策としてはパワー不足です。手元がボヤけるなどの場合は遠近両用メガネレンズなどの出番となります。

 

欠点なしに見えるアシスト設計だけど、まっすぐ水平の視線では手元サポート効果が弱まる

パソコンや携帯電話が発達して、手元の見え方なしで現代を生きていけない世界になりました。

サポート設計レンズは日常生活に役立ちますが欠点もあります。

それは、まっすぐ水平の視線だと近くの見え方を助ける度数が入りにくいことです。つまり、サポート効果が弱まります。

 

理由はメガネレンズの下部分に手元をサポートする度数が入っているからです。

一般的にスマートフォンを見るときや本を読むときは下を向くものです。これならOK。

パソコンを見るときでもモニターの高さが少し下にくるような形なら大丈夫です。しっかりデスクに設置してイスに座る“お行儀いい”姿勢であれば普通は問題ありません。

 

ただ、今回のお客様の場合は事情が違いました。パソコン画面が高い位置で調整もできないことが判明しました。

こたつにノートパソコンを置いてゲームするため、画面の高さを下にするのが難しいのです。

また、机にパソコンを置くときも画面がかなり高い位置にくることもお話で分かりました。

この状態だと手元をサポートする度数がうまく入らない可能性が出てきます。

 

 

 

パソコン画面の高さ対応については、座布団を重ねたりイスを新しくするなどで何とかなるかもしれません。

遠くの見え方は別のメガネで対応できるから必要ない。手元の見え方がラクなほうがいい」ということで決定。今回サポート設計レンズは候補から外れました。

家用メガネとして割り切れば、どの姿勢でも遠く用メガネより手元がラクになる度数で作ることができます。

 

サポート設計レンズや遠近両用などでは、視線の向きや高さは重要な情報です。

 

職場などでパソコン画面の高さが変えられない環境もあります。失敗を避けるために当店では必ずメガネを使う状況の確認をしています。

 

眼にやさしい機能カラーレンズ「キャリアカラー」でゲーム画面を見やすくできる

格好良い男性キャラクターが多い「原神」。“推し”が見つかる女性プレイヤーも結構いらっしゃるとか。

 

筆者は「原神」を遊んだことがありませんが、調べてみると疲れやすいポイントがいくつか分かってきました。

綺麗な画面でステキですが全体的に明度が高くて疲れやすい印象です。アクション要素があって、特に敵との戦闘中はかなり集中して画面を見続ける必要があります。

ほかにも、まぶしく感じる演出もあるようです。

 

 

お客様は今まで「どうぶつの森」や「ドラクエ」などを遊んできたそうです。

アクション要素があまりない、比較的落ち着いて遊べるゲームと比べると「原神」はかなり違ってきてます。

 

テレビからパソコン画面になったことによる変化も見逃せません。

画面が目に近くなっていることで、まぶしさを感じて疲れやすい状況です。

 

そこで、目の負担を減らせる機能カラーレンズ「HOYAキャリアカラー」をおすすめしました。

 

お家で使うメガネのため、あまり暗くなってしまう濃いカラーレンズは良くありません。

そこで、まぶしさを感じる光を抑えつつ全体が暗くなりにくいキャリアカラーが役立ちます。

 

キャリアカラーなら目に対して刺激の強い波長の光を優先的にカットできます。普通のカラーレンズとは違うものです。

パソコン画面のチラつきを減らしてラクに見える効果に期待できます。同時にブルーライトカット効果もあります。

スマートフォンやテレビを見るときに、リラックスできることでしょう。

 

サングラスというわけではありませんが、日差しのある昼間の散歩でも眩しさを減らしてくれます。

カラーの種類はたくさんありますが、今回は薄めのグレー色のグラデーションをお選びいただきました。

人気の色については店頭に見本があります。実際に確かめてから選ぶことができます。

色の変化が少なく、ゲーム本来の色彩を楽しんでいただけることでしょう。

 

大人に似合う可愛いメガネフレーム「GOSH」で楽しいお家メガネ生活

メガネフレームは「GOSH」ゴッシュです。程よくキュートで大人に似合いやすいアクセサリー感覚で掛けられるメガネです。

 

 家用のメガネとはいえ、やっぱりテンションが上がるオシャレなものがいいと大変気に入っていただけました。

メガネは目元を飾る大事なファッションアイテムです。家用とはいえ、見た目に手を抜かない姿勢は素晴らしいです。

歩いてスーパーへお買い物に行くときや気晴らしの散歩にも使えるので、意外と出番は多いのではと思っております。

耳元の飾りもさりげなく可愛いと好評でした。

最近、掛け具合の微調整で来店されました。

調子よく使っていただいているようです。その際に、ゲーム画面を写したパソコン写真の掲載の許可もいただけました。

 

これまでは遠くを見る用メガネ1本だけだったので、もしも壊したときに不安だと感じていたそうです。

枕元にメガネを置いといたために、夜中にうっかり踏みそうになってヒヤっとした経験をお話されていました。

家用のメガネはもしものときの予備にもなります。

 

お買い上げありがとうございました。

 

店舗情報

群馬県桐生市で創業60年以上。

 

メガネのプロである「認定眼鏡士」在中店です。 

 

見え方チェック無料

今の眼鏡が合っているかなど、メガネに関するお悩みやご相談もおまちしております。

店舗へのアクセスについて

営業時間 9:40~18:00 (営業時間変更中)

定休日 水曜日と日曜日

住所 群馬県桐生市東町808

TEL 0277-45-2383

 

専用駐車場4台分あり。満車時はお声かけくださいませ。

 

電車でのアクセスについて。

JR桐生駅より徒歩で約15分。

西桐生駅より徒歩で約10分。

眼鏡のマエストロを目指して活動中

群馬県桐生市で眼鏡のマエストロ(達人)を目指して活動中。

今回のように日常生活に役立つレンズのご提案をしております。

ほかにも似合うメガネフレームの選び方のコツなど、メガネに関するお役立ち情報を発信しております。

お家用メガネについての魅力が伝われば嬉しいです。

 

最後になりましたが、心地よい見え方の大前提は今の目に合った度数かどうかです。

昔作ったメガネで、今の見え方に合っていない度数になっていることがあります。

乱視も以前と変わってきているなんてこともあります。

 

見え方の変化は意外と自分自身では気づけないものです。

桐生市の(株)福田時計店では、見え方の確認無料でございます。

15分ほどお時間いただければ、今のメガネが合っているかどうかなどチェックできます。

ご希望の方はお気軽にご相談くださいませ。