二重に見えてしまう原因を調べたら右目と左目で視線の高さが違っていました、対策できるメガネレンズあります
「川沿いを散歩しているときに白い鳥がいたんだけれど、1羽のはずなのに2羽いるように見えてしまう。」
「他にも辞書に書かれた文字、特に漢数字がすごく見えにくい。見えにくい上に目が疲れやすくなる」とお困りだったお客様が来店されました。
群馬県桐生市の(株)福田時計店はメガネのスペシャリスト「認定眼鏡士」在中店です。さっそく見え方の確認をしていきました。
そして、見え方を改善するメガネをご案内したところ大変喜んでいただけました。先日、お客様から快適に使えていて嬉しいというお手紙が届きました。
鯖江でつくられたメガネフレーム「TURNING」ターニングのかけ心地も非常に気に入っていただけました。
物が二重に見えてしまう、縦書きの漢数字が特に見えにくい。片目ずつなら問題ないのに両目だと見えにくくなってしまう。
以上のお話から「プリズム加工レンズ」をご提案させていただきました。結果、快適に見えるメガネにできました。
両目の見え方を快適にする両眼視機能に力を入れております。
桐生市の(株)福田時計店で、見え方の確認無料でできます。詳しくは店員までお声かけてくださいませ。
レンズ度数は悪くない。片目ずつだと問題ないのに両目で見るとき物が二重に見えてしまう原因を発見
まずはレンズ度数がお客様にとって適切か調べるのが基本です
物が二重に見えてしまう理由として、まずはレンズ度数が合っているかどうか調べるのが大事です。
見たい物に対してレンズの度数の強さを適切にするだけでも、ダブって見えるのを防いだり目が疲れにくくなる効果が期待できます。
今回確認したところレンズ度数の原因ではなさそうな事が分かりました。
実際に右目・左目どちらとも片目だけで見れば車の免許更新もラクラクOKなくらい見えます。手元が見やすいレンズ度数にすれば小さな文字だってしっかり読み取れておりました。
右目と左目で見える景色が違いすぎると物が2重に見えてしまうことがある
左右で目の位置はちょっと違うため、物の位置は少し違って見えるのが普通です。右目と左目それぞれで得た情報を頭の中でひとつにしています。
しかし、右目と左目で見える景色が大きく違ってしまうと話は変わってきます。
頭の中で一つにできず、右目と左目の両方の見え方が混じってしまいます。これがダブって(二重)見える原因となります。
今回は右目と左目で物の高さが違って見える、上下のズレが大きい状態でした。
気合いを入れて頑張れば一つに見えることもあるとのことですが、すごく疲れるそうです。
人間の目は左右のズレにはそれなりに対応できますが上下のズレにはあまり対応できません。
店舗にあるお試し用レンズを使えばカンタンにご体験できます。興味がある方は店員にお声掛けてみてください。
縦書きの漢数字が読み取りにくい理由、それは縦方向に二重に分かれて見えるから
上下にズレがあると厄介なものといえば縦書きの漢数字です。
一、二、三など、横棒が何本あるかで数値が変わります。こういったものは上下にダブって見えると読み取りにくくなります。さらに縦書きで連続して書いてあると何が何だか分からなくなります。
線は見えているはずなのに、なんて書いてあるか分からない状態になってしまうのです。
お客様もたいへんお困りのご様子でした。
プリズム加工レンズで左右の視線ズレを補正。物がひとつに見えやすくなれば疲れにくくて快適になります
左右で違う視線のズレはプリズム加工が入ったメガネレンズで補正することができます。
どのくらい補正するかを決めるのは簡単なことではありません。
補正が強すぎれば違和感が大きくなってしまうし、弱すぎても効果が薄くなってしまいます。
かなり時間をいただいてお客様と一緒にじっくり試行錯誤していきました。
お客様はプリズム加工レンズが初めてで、補正された見え方に「すごい、こういうレンズがあるなんて知らなかった」と驚かれておりました。
車の運転にも手元を見るのにも両方で使えるメガネにしたいという強いご要望により、遠近両用レンズにてお作りさせていただきました。
HOYAの遠近両用レンズの中でも最上級「RSi」に決定。
メガネフレームやレンズ度数など、一人ひとりに合わせて作られるオーダーメードといえるものです。
左右の度数差を考えて最適化して自然な見え方を目指すことができます。
このレンズでなくてもメガネは作れます。けれど、できるだけ良いレンズにしたくなったそうです。店頭のお試しレンズの段階で快適さに感動されておりました。
メガネフレームは谷口眼鏡「TURNING」ターニングです。掛けやすくて心地よいとご満足いただけました。華のあるテンプル(メガネの腕)の柄もお客様に合っていて素敵でした。
メガネのかけ心地は快適さだけでなく見え方にも影響します。例えば、メガネが下がったりズレるといったトラブルがあるとせっかくのレンズ設計が台無しになります。
かけ心地の調整として考えて当店が最も信頼できる「ターニング」をお客様にも気に入っていただいて良かったです。
メガネお渡し後、嬉しいご報告が届きました
メガネお渡し後にお客様からお手紙をいただきました。その後も快適に使っていただいているようで嬉しいです。
かつて1羽の鳥が2羽いるように見えてしまった桐生川の土手に、春らしい風景がやってきたようです。散歩も楽しんでおられるようで良かったです。
桐生市の(株)福田時計店をご利用いただきましてありがとうございました。
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群馬県桐生市で創業60年以上。
宝石・メガネ・時計の(株)福田時計店は「認定眼鏡士」在中店。
見え方の確認無料でできます。
日常を快適に過ごせるためのメガネレンズのご提案ができます。
メガネフレームはメガネの国産メガネの名産地「鯖江」ほか、目元におしゃれさを追加するフランス眼鏡「BOZ」なども取り扱っております。
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眼鏡のマエストロ(達人)を目指して活動中。
似合うメガネ選びのポイントや日常生活の見え方を快適にするメガネレンズ情報、新製品のご案内などメガネに関する役立つ情報を発信しております。
今回はプリズム加工レンズについてのご紹介でした。
眼科処方箋に「プリズム加工レンズを使うように」という指示があってからご案内するお店が多いかもしれません。当店では必要だと思ったお客様にご提案することもあります。
ただし、実際にプリズム加工レンズにするかどうかは慎重に判断しております。見え方について、意外と本人は気にしていないということがあるためです。
今回ご紹介した例でも、二重に見えてしまうのを気にしつつも「年取ったから多少は仕方ないと思っていた」とお客様はおっしゃっておりました。
効果が感じられない、または要望があまりない方に無理に勧めても違和感が気になって慣れる前に使用を止めてしまう危険があるためです。
難しいところですが、それだけにやり甲斐があります。
両目の見え方は実生活においてとても大事です。
片目ずつ測って「視力表1.0の所が見えたからヨシ!」ではうまくいかないことがあるからです。
両目の見え方は遠近感や奥行き感を感じ取るのに大事な要素です。
雪がまだまだある谷川岳を下山中に、睫毛が目に入ったのか違和感があったので片目を閉じて歩いてみました。結果は即中止。落ち着くまで休みました。
片目だけでは足元を見るときに距離感がつかみにくいのを思い知らされました。
この日の谷川岳は天気が安定していて人も少なく、転んでも大丈夫な場所だったから試せました。しかし、他人を巻き込みそうな場面や滑って落ちたらタダでは済まない場所では絶対無理だと確信しました。
両眼視は日常生活だけでなく趣味を楽しむのにも大事です。
見え方には妥協せずこだわっていきましょう。
宝石・メガネ・時計の
(株)福田時計店