いろいろ値上がりしてる今、ロレックス腕時計は定期的なオーバーホールをしたほうが安全です
2021年もたくさんのロレックス腕時計修理を(株)福田時計店にお任せいただきありがとうございました。
今年最後のロレックス修理例はエアキング腕時計3点のご紹介です。
さて突然ですが、2022年は故障を予防するという考えが大事になってきます。なぜなら値上がりが止まらないからです。
腕時計の部品代の値上がりは以前から始まってますが、身近な生活に関わるものも値上がりが相次いでます。
食料品、外食、電気代、ガソリン代など日常生活で思い当たるものはあるかと思います。先日、置時計の在庫を補充しようと思ったら、定価の値上がりに気づかされました。
品薄と人気によりロレックスの部品代も上がっています。これからもまだまだ上がるかもしれません。
そこで重要になってくるのが今あるものを大事にし続けることです。
壊れてから修理に出すのでは遅いことも。
定期的なオーバーホール修理で普段からメンテナンスしておけば防ぐことができます。
これからご紹介するエアキングがまさにその例です。詳しくは後ほど。
腕に着けてて止まりやすい症状に手巻きで動かし続けた結果、故障した部品がありました
1940年代から登場したという歴史あるエアキング。
シンプルな外観と機能、そして比較的小ぶりで腕に馴染みやすいのが特徴です。ロレックスのエントリーモデルとして人気があります。
群馬県太田市からお越しのお客様から桐生の(株)福田時計店にエアキング修理依頼が入りました。針が動かなくなったと持ち込まれました。
店頭で見るとゼンマイの不具合と思われる動きがありました。
これならオーバーホールとゼンマイ交換で税込み3万円台で直せます。よくある修理内容で直ると思われました。
しかし、腕時計を振ると変な音がするのが気になります。詳しく調べて見積りした結果、他にも故障箇所が見つかりました。
長年メンテナンスされず、オイル切れなどで摩耗した部品交換が高くつくことに
ロレックスエアキング オーバーホールほか複数の部品交換で修理完了。税込み5万円台
変な音の正体はローター芯の不具合でした。部品交換で対応できますが、費用の追加がかかります。
長い間メンテナンスされてなく、オイル切れ状態のまま強引に動かし続けると摩耗しやすくなります。
よりひどくなるとローター一式交換となります。費用はぐーんと上がります。
お客様のお話によると腕に着けていても止まりやすいことに気づいていたそうです。そこで、リューズ手巻きで巻き上げてフォローしていたそうです。
最後はゼンマイ故障で動かなくなり、いよいよ修理が必要だと当店まで持ち込まれました。
動くならまだいいと修理メンテナンスを我慢して使い続けてしまう例です。
そして、ゼンマイ故障などでまったく動かなくなったことで修理を決断されて持ち込まれます。
止まり状態になってから修理に持ち込まれることはロレックスに限らず、よくあります。
あまり「もしも」の話をするのはよくないかもしれませんが……。
早めにメンテナンスすれば、もしかしたら軽い修理で済んだかもしれないと思わされるお話でした。
理想は4~5年を目安にオーバーホールする。
あるいは、不具合に気づいた時点ですぐに修理に出すのがオススメです。
裏蓋シールは剥がしてクリーニングすると故障予防になる
太田市からお越しいただいたお客様からROLEXエアキング修理のご依頼です。
動かなくなったということで(株)福田時計店に持ち込まれました。
お預かりのときの予想通り、オーバーホールとゼンマイ交換で直りました。
気になったのは腕時計の裏蓋シールです。
お客様に了解を得て剥がしたあとに洗浄をしました。
シールを貼ったままだと裏蓋の劣化につながります
オーバーホールやゼンマイ交換で修理完了 税込み3万円台
昔のロレックスだと裏蓋のシールが貼ってあることがあります。
ご使用の際はシールを剥がしたほうがよいとお伝えしております。
理由は、シールを貼ったままだと裏蓋の劣化させてしまうからです。
長年シールを貼ったままだったために、裏蓋の金属に穴が開いたようにボロボロになった例をみたことがあります。
現在のロレックス正規販売店でも購入時に剥がすよう指導されてます。
たまにシールを貼っておけばキズを防げると思っている方がいらっしゃいます。実際は逆に金属を腐食させてしまう怖いお話でした。
裏蓋シールについては以前のブログ記事でも紹介しています。
今年間に合わなかった方も大丈夫。ロレックス腕時計修理、お待ちしております
桐生市のお客様からお預かりしたエアキング修理例です。
止まってしまって動かないのを直しました。原因はゼンマイ故障です。
オーバーホールとゼンマイ交換にて修理をお預かりしました。約3週間後に完了してお渡しできました。
ゼンマイ故障例が多いです。ゼンマイ不具合があると時計がまともに動かなくなるため、「壊れた」とすぐ分かります。
長い間ずっと修理してなくて、ちょうどオーバーホールすべきタイミングだったということもよくあります。
ある意味、‘オーバーホールしてください’という腕時計からの叫びだったりするかもしれません。
2022年も引き続きロレックス腕時計修理をお任せくださいませ
オーバーホールやゼンマイ交換で修理完了 税込み3万円台
堅牢なつくりのロレックスが急に止まってしまうと、つい焦ってしまいます。
でも大丈夫です。修理をご案内できます。
群馬県でロレックス腕時計修理をお探しなら、(株)福田時計店にお任せくださいませ。
お客様に納得していただける腕時計修理を目指して、来年も どうぞよろしくお願いします。
2022年は1月4日(火)より営業いたします。腕時計修理のご依頼おまちしております。
店舗情報
群馬県桐生市で創業60年以上。
(株)福田時計店では腕時計の電池交換やオーバーホールをはじめ、革ベルト交換や金属ベルト直し、サイズ調整などもできます。
他で購入された腕時計も修理受付いたします。
店舗へのアクセスについて
営業時間 9:40~18:00(営業時間変更中)
定休日 水曜日と日曜日
住所 郵便番号376-0032 群馬県桐生市東町808
TEL 0277-45-2383
店舗専用駐車場4台分あり
JR桐生駅から徒歩で約15分。西桐生駅から徒歩で約10分。
郵送や宅配便で腕時計の修理依頼できます
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