ROLEX(ロレックス)の中でも定番として人気があるデイトジャスト。

今回は止まって動かなくなったロレックスデイトジャストの腕時計修理例を3点ご案内いたします。

止まって動かない原因はゼンマイの故障でした。オーバーホールとゼンマイ部品交換で直りました。

2020年9月1日は「防災の日」。災害に対する心構えを準備しておく方もいらっしゃることでしょう。

さて、急なトラブルは腕時計にも起こります。突然動かなくなったり気付いたら止まっていて動作しないといった故障は十分ありえます。

特に今回のゼンマイ部品は機械式腕時計の動力となる重要な部分です。故障するとすぐさま症状が表れます。

そこで今持っている腕時計がたとえ壊れていなくても、修理についてあらかじめ考えておくと良いでしょう。いざというときに慌てずにすみます。

もしも、「最近時計の調子が悪い・壊れたかも」と気になったら早めの修理をご検討ください。

・ゼンマイがときどき故障することでメンテナンスするキッカケが生まれる。結果寿命が伸びる……かも？

今回お持ちいただいたお客様は違いますが、たまーに「完全に使えなくなるまで一切メンテナンスはしたくない」という方がいらっしゃいます。

しかし、さすがにゼンマイが壊れて時計が動かなくなれば「修理するか……」となります。

すると、ゼンマイを交換するだけでなくオーバーホールもとなります。

ゼンマイは消耗品といえるパーツです。オーバーホールしたほうがよい時期にちょうど壊れると、そのたびに機械のメンテナンスができて寿命も伸びる！……かもしれません。完全に結果論ですが。

ロレックスのオーバーホール修理は４～５年に1回を目安にオススメしております。

群馬県桐生市で創業60年以上の(株)福田時計店では、ロレックス腕時計修理をやっております。さっそく、最近修理ができあがった例を3点ご案内いたします。

オーバーホールとゼンマイ部品交換修理　税込3万円台

桐生市にお住いのお客様からお預かりしていたロレックスデイトジャスト修理例のご紹介です。

止まって動かない原因はゼンマイ故障でした。

持ち込まれた際に秒針に特徴的な動きが見られました。おそらくオーバーホールとゼンマイ交換修理が必要だろうと予想。修理内容と金額をお伝えしてお預かりしたその場でご了解をいただけました。

結果は予想通りゼンマイの故障がありました。部品交換して直します。

さらに、オーバーホールでパッキン交換やメンテナンスをして湿気対策もします。他にも機械内部の洗浄やオイル注油なども行いました。

今後も安心して使えるようになります。

当店に「動かなくなった」と持ち込まれるロレックス。その原因で最もよくあるのが「ゼンマイ故障」です。

高級ブランド腕時計の中でも堅牢で実用的といわれるロレックス。

各パーツがしっかりしていて耐久性が高く、定期的にメンテナンスしていけば次の世代へ残していけるほど優秀な腕時計です。

一方、ゼンマイは「消耗品」と考えるべき部品です。ゼンマイは香箱と呼ばれるゼンマイを納める部品にぎゅうぎゅうになるように取付します。小さく固めるようにするために負荷がかかります。

加えて、巻き上げたりほどけたりと負担のかかる動作を繰り返す部品のためどうしても壊れやすくなります。

ロレックスのゼンマイが決して弱いわけではないのですが、他の部品が壊れにくいためにゼンマイ故障が目立つような印象があります。

オーバーホールとゼンマイ交換で修理完了　税込3万円台

白い文字盤が爽やかな雰囲気のデイトジャスト修理例です。

桐生市のお隣、みどり市にお住いの方から修理依頼が入りました。

止まって動かないということでお預かり。やはりゼンマイ故障によくみられる動きをしていたため、オーバーホールとゼンマイ交換で事前に修理金額などをお伝えしました。

ご了解いただき、スムーズに修理進行することができました。

ゼンマイ故障時に見られる特徴的な動作があります。特に分かりやすいのが秒針の動きです。

腕時計を振った時に秒針がグラグラ揺れている、少し進むがゆらゆらして止まる。あるいは普通と反対方向へ少し進んですぐ止まってしまう。

こういった現象が見られて、時計が正常に動かないときはゼンマイ不具合の可能性があります。

よく分からなければ当店にお任せください。修理お見積りいたします。

ロレックスのオーバーホール基本料金は￥25,000+税でございます。

(デイトナや金無垢など、一部モデルは別料金です)

栃木県足利市にお住まいのお客様からロレックスデイトジャスト腕時計の修理依頼が入りました。

紺色の文字盤がクールなデイトジャストです。

止まって動かず、秒針に特徴的な動きあり。オーバーホールとゼンマイ交換修理をご提案させていただきました。

オーバーホールとゼンマイ交換で修理完了　税込3万円台

時計内部に湿気が入り込んだ跡が見られました。ゴムパッキンの劣化のせいでしょう。パッキンも交換して対策します。

かなり使い込まれた腕時計だと金属ケースにも劣化があって水に弱くなってることがあります。ロレックスのステンレスケースは優秀なのですが、さすがに無敵ではありません。

年数の経った腕時計は水に気を付けていただくのをお勧めします。

ロレックスが動かなくなるまで何もメンテナンスせずに腕時計を使い続ける方がいらっしゃいます。完全に壊れて動かなくなってから修理すればいい、というお考えですね。

気持ちは分かるのですが、腕時計の寿命を縮めてしまうおそれがあります。

長年オーバーホールしていないとどうなるか。オイル切れで動作が重くなった歯車部品が欠けてしまうかもしれません。

ゴムパッキン劣化で水に弱くなった結果、時計内部に湿気が入り込んでしまいます。すると機械部品がサビによって劣化して重大な故障の原因になります。

さらに、針や文字盤を劣化させて、見た目にも大きなダメージを与えてしまいます。

いざ直そうとしても、大量の部品交換が必要で費用も高額になってしまいがちです。

しかし、ゼンマイ故障で止まるとどうでしょう。さすがに止まって動かないとなれば修理せざるをえません。ゼンマイ修理と一緒のタイミングでオーバーホールしてメンテナンスできるのです。

機械を分解洗浄して快適に動作するように直せます。オイル注油によって部品同士もスムーズに動くようにして故障のリスクを下げられます。もしも湿気が入り込んでいたら、除去しつつゴムパッキン交換で予防対策できます。

もっとも、ゼンマイが頑張って長持ちするとオーバーホールの機会を逃すリスクも十分にあるのですが……。

一番良いのはゼンマイ故障に関係なく４～５年に1回を目安にオーバーホールすることです。これが大切な腕時計を長持ちさせる秘訣です。備えあれば憂いなしというわけです。

ロレックスのオーバーホール修理をご希望の方へ。

店頭まで腕時計をお持ちいただくか、あるいは郵送・宅配便で受付できます。

詳しくはこちら。

群馬県桐生市で創業60年以上。国内メーカー腕時計や海外ブランド腕時計の修理やっております。

電池交換、オーバーホール、ベルトサイズ調整や交換、メタルブレス修理などやっております。他でお買い上げいただいたものでも大歓迎です。

住所　郵便番号376-0032　群馬県桐生市東町808

営業時間　9：40～18：40

定休日　水曜日・日曜日

TEL　0277-45-2383

修理の受付は店頭まで腕時計をお持ちいただくか、または郵送・宅配便などで送っていただければ修理受付可能です。

・電車でお越しの場合

JR桐生駅から徒歩で約15分

西桐生駅から徒歩で約10分

・お車でお越しの場合

北関東自動車道「太田桐生IC」より車で約30分

北関東自動車道「太田藪塚IC」より車で約30分

専用駐車場4台分あり

大学生の時によく行っていたレストラン、今も元気に営業してるそうで安心しました。

新型ウイルスの影響で閉店するお店もあるからちょっぴり心配してました。

今の住まいから遠いけど、頃合いをみてもう一度行ってみたいですね。

さて、当店でも変化がありました。

まず、遠方からの来店が減少した代わりに宅配便による修理依頼がグーンと増えました。店舗に届くまで腕時計をさわって確かめられない他、お客様のお顔も見えずに応対しなければならないので気を使います。

いや、もっと大変なのはお客様のほうでしょう。

大切な腕時計を行った事ないお店に送るのって相当な勇気が必要だと思うのです。荷物を送るための梱包だって手間がかかるし、これでよいのかと心配になるものです。。

それでも当店を頼って修理品をお送りくださるお客様がいらっしゃる。本当に嬉しい限りです。

修理は順番にやっておりますので、ご依頼されたお客様は恐れ入りますがしばらくお待ちくださいませ。