ROLEX ロレックス腕時計のオーバーホール修理例、裏フタのシールを貼ったまま使っていると故障原因になるかも
腕時計の裏側フタ部分に貼ってあるシールを剥がさずにご使用されてませんか。
実はそれ、時計を壊す原因になるかもしれません。
一見するとシールが貼ってあればキズつきにくくて良いように思えます。
しかし、腕時計のためを思うなら剥がしたほうが安全です。なぜなら、裏フタを劣化させてしまうからです。
実際に、現在ロレックス正規店で販売されるときはシールを剥がすよう指導されています。
群馬県桐生市でロレックス腕時計修理している(株)福田時計店にも、裏フタにシールを貼ったままのロレックスがよく持ち込まれます。
当店ではお客様にご説明して剥がすようオススメしております。長年張り付いたシール跡が残らないようキレイにクリーニングできます。
ロレックスのオーバーホール修理例をご紹介しつつ、シールを貼ったままだとよくない理由について書いていきます。
定期的なメンテナンス完了、シールも剥がしておいたので安心。ROLEXデイトジャストのオーバーホール修理
桐生市にお住まいの方からお預かりしたロレックスデイトジャスト腕時計です。
オーバーホール修理依頼が入りました。
年数が経ったのでメンテナンスしておきたいということでオーバーホール修理を承りました。
オーバーホールして腕時計をリフレッシュ。ロレックスによく見られる緑色のシールも剥がして洗浄しました
時計の内部を分解修理しました。洗浄やオイル注油などでメンテナンスできました。
年数が経つと油切れによる負荷がかかってきてしまいます。定期的にオイルを注油できるオーバーホールにて解決できました。
加えて、汚れや湿気などを分解洗浄にてキレイにしてリフレッシュできました。
水や湿気から時計を守るゴムパッキンも劣化してしまいます。消耗品なので交換で対応できます。
そして、ロレックスによく見られる緑色の裏蓋シールが貼ったままだったので剥がして洗浄しました。
もちろん、事前に理由を説明して了承をもらっております。
オーバーホール基本料金にて修理完了、腕に着けて使うならシールを剥がしたほうがいい理由
ロレックスデイトジャストのオーバーホール修理完了 基本料金税込み¥27,500
オーバーホールにて定期メンテナンス完了しました。
4~5年を目安にオーバーホールするのをオススメしております。オイル切れや消耗部品の劣化前に修理できるからです。
さて、裏フタのシールを剥がしたほうが良い理由について。
一言でいうと、裏フタを壊すことになるからです。
特に、腕に着けて使うなら剥がすべきでしょう。
長年シールを貼ったまま使ってきた結果、裏フタが修復できないほど劣化した例
裏フタのシールを貼ったまま使い続けるとどうなるか。
劣化して穴があいたようにボコボコになってしまいました。
こうなると修復は不可能です。正規修理で裏フタ交換となります。当然、それなりに費用がかかるでしょう。
錆びにくいといわれるステンレス金属製の裏フタがなぜ腐食するのか。原因はシールにあります。
シールを貼ったまま腕に着けていると汚れが詰まりやすくなります。すると、シールが貼ってある部分の空気が循環しにくくなってきます。
錆に強いステンレス金属といえど、空気の循環ができなくなると錆びつきやすくなってしまいます。
結果、腐食してボロボロになってしまいます。
対策は簡単です。シールを剥がせばいいのです。
オーバーホール + ゼンマイ交換 + 裏フタシール剥がし洗浄も完了
群馬県館林市から来店されたお客様からお預かりした、ロレックスデイトジャスト腕時計の修理が完了しました。
止まって動かなくなっていたのをオーバーホールとゼンマイ交換で修理しました。
裏フタのシールも剥がして洗浄しています。
ロレックス正規店でも販売後に剥がすよう指導されています
オーバーホールとゼンマイ交換修理完了、税込み3万円台
現在のロレックス正規店では販売後に裏フタシールを剥がすよう指導されています。
当店もこれにならい、オーバーホール修理でお預かりの際はシールを剥がしてもよいかどうかを確認しております。
シールを貼ったままのほうがキズの保護ができそうで良いイメージですが、実際は逆という結果です。
腕に着けて使うなら剥がすのが鉄則といえます。
シードゥエラー修理例、高度な防水性能の腕時計でもフタが劣化すれば水に弱くなる
裏フタの劣化は腕時計の性能にも関わってきます。
具体的にいうと防水機能に悪影響が出ます。
水中に潜っても壊れないようにするには、水圧に負けない頑丈さが大事になります。
ところが、腐食してボロボロの状態では防水機能に期待ができません。
穴があいたようにひどく劣化すれば日常生活の湿気対策も難しくなってくるでしょう。
それでは動かなくなったシードゥエラー腕時計のオーバーホール修理例をご紹介します。
止まりの原因はゼンマイ不具合でした。
動力となる部分であり、壊れていては正常に動きません。
ロレックスにはよくある故障のひとつといえます。
大切なロレックス腕時計、定期的なメンテナンスでいつまでも快適に使っていきたいものです
オーバーホールとゼンマイ交換で修理完了 税込み3万円台
ゼンマイ部品交換やオーバーホールにて再び動くように直せました。
裏フタシールも剥がして洗浄しております。まだ劣化が進む前に対応できて良かったです。
ロレックスが止まったときに修理に持ち込まれることが多くあります。
できれば4~5年を目安にオーバーホールに出すとより安心してご使用できます。
大切なロレックス腕時計をいつまでも快適にご使用いただくためにも、修理メンテナンスなら(株)福田時計店をご検討いただければ幸いでございます。
ロレックス修理は店頭か、または郵送・宅配便でも受付できます
群馬県桐生市で創業60年以上、腕時計の修理承っております。
電池交換やオーバーホール修理をはじめ、金属ベルト直しやサイズ調整、革ベルト交換などもできます。
ロレックスのオーバーホール修理可能です。基本料金は税込み¥27,500でございます。
(デイトナや金無垢など、一部モデルは別料金)
部品交換などで追加費用がかかるときはお見積もりいたします。
お見積もりは無料でございます。
店舗へのアクセスについて
営業時間 9:40~18:00(営業時間を変更中)
定休日 水曜日と日曜日
住所 郵便番号376-0032 群馬県桐生市東町808
電話番号 0277-45-2383
店舗専用の駐車場4台分あり
郵送や宅配便で腕時計の修理依頼できます
腕時計の修理例、ほかにも掲載中
電池交換やオーバーホール料金など、(株)福田時計店の腕時計修理料金表
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(株)福田時計店