電池で動くクォーツ腕時計修理例をご紹介 電池交換で動かなければ分解修理をご案内できます
電池で動くクォーツ腕時計。電池切れのまま放置するのはオススメしません。
本日、お客様から電池交換のご依頼をうけてフタを開けたらビックリ。古い電池が液漏れしていていました。古い電池から漏れ出したものが白い粉となって汚れが拡散。腕時計の機械部分にまで影響が出てしまっておりました。
ここまでひどい液漏れを見たのは久しぶり。まさに「ザ・液漏れ」と言えるほどでした。
電池交換しても動かないため、分解修理(オーバーホール)をご案内しました。後日、修理が出来上がる予定でございます。
コロナウイルス流行による外出自粛。家で過ごすならと大掃除をしていたところで見つけた古い腕時計だそうです。
電池で動く腕時計を放置してはいけません。古い電池が劣化して電池の中身が出てきてしまう液漏れの心配があるからです。
一刻も早くとまではいいませんが、あまり放っておかないようにご注意くださいませ。
群馬県桐生市の(株)福田時計店では電池で動く「クォーツ腕時計」の修理をやっております。
電池交換しても動かない、すぐに止まってしまう、調子が悪い、といった症状があれば分解修理をご案内できます。
今回は当店で直せた修理例をいくつかご案内いたします。
セイコーグランドクォーツ、エクセリーヌ、バーバリー、エレッセのオーバーホール修理例をご案内いたします。
さらに、電池交換例もご紹介していきます。電池式と機械式が合体した珍しい腕時計まであります。詳しくは後ほど。
修理受付は店頭まで腕時計をお持ちいただくか、あるいは宅配便でも修理受付やっております。ご不明な点がある方はぜひ「お問い合わせフォーラム」をご利用くださいませ。
東京都の方から修理依頼 セイコーグランドクォーツのオーバーホール修理例
東京都の方からセイコーのグランドクォーツの修理依頼が入りました。
1970年代に作られたと思われる、当時の高級クォーツ腕時計です。
お預かり時は止まっている状態でした。
オーバーホール修理して動くようにしつつ、メンテナンスを進めていきます。
分解して確認してみると機械内部に錆(サビ)が見られました。サビ取りして洗浄していきます。
サビの原因は湿気が入り込んだことです。ゴムパッキンを交換して湿気対策をしました。湿気が入り込んだまま年月が経つと機械の故障だけでなく見た目にも悪影響が出てきます。ひどくなると文字盤や針までボロボロになってしまいます。
さすがはグランドクォーツ。素晴らしい作り込みです。
奥行きを感じさせる洗練されたデザイン。細部まで手間をかけて完成されたダイヤル。外装ケースも美しくて素晴らしいですね。
オーバーホール修理完了 税込1万円台
幸いなことに部品の故障などがなくオーバーホール修理で完了しました。
修理ができあがった腕時計は宅配便にて送らせていただきました。
きらびやかなセイコーエクセリーヌ修理完了
群馬県太田市の方から修理のご依頼が入りました。セイコーエクセリーヌのオーバーホール修理例をご案内。
電池交換しても調子が良くないため、オーバーホールとなりました。
オーバーホール修理 税込1万円台
年数が経って自然とアンティーク感が生まれてきたエクセリーヌ。
内部を見るとパッキンが完全にボロボロな状態でした。このままでは水や湿気に弱くなってしまうため交換。
さらにオイル注油や洗浄などで調子を取り戻すことができました。
電池交換しても正常に動かない場合や、電池交換してもすぐに止まってしまう症状があったらオーバーホール修理が必要かもしれません。
止まったまま放置すると電池の劣化で液漏れして故障がひどくなることがあります。
できれば早めに修理に出していただくのをオススメします。
まったく動かないバーバリー腕時計が復活。ベルトの修理も
茨城県の方からバーバリー腕時計の修理依頼が入りました。
電池で動くクォーツ腕時計ですが、止まったまま動きません。まずはオーバーホール修理が必要となります。
調べた結果、クォーツ腕時計に使うコイル部品が壊れていました。部品の交換で対応できました。
あとは劣化したパッキンを交換して湿気対策をしつつ、分解・洗浄・オイル注油後に組み立てて完成。
実はお預かり時はベルトにも故障が見られました。
時計本体とベルトのつなぎ目が完全に外れていました。困ったことにベルトと時計を接続するピンなどの部品も無い状態でした。
写真は片方つながってます。これは当店で純正ではない部品を使って仮で付けてみました。
オメガ腕時計の代替部品として使うパーツを組み合わせたところ、なかなか良く固定できます。
完全に自己流ですが、純正パーツ入手が難しかったので何とかしました。
信頼できる部品を組み合わせてガッチリと留めたので大丈夫でしょう。
時計が直ってもベルトが壊れていては腕に着けられない。そんなの腕時計じゃないとなってしまいますから。ベルトだって大事です。
特にこのバーバリー腕時計は取付口が変わっているため、社外ベルトに交換しにくく似合いません。ベルトは引き続き元の物を使いつつ、さらにピンをいくつか交換して安心して使えるように直しました。
オーバーホール・部品交換・ベルト部品付け等合わせて 税込1万円台で修理完了
お客様にとても喜んでいただけました。遠くからありがとうございました。
もらった腕時計だから絶対直したい エレッセ腕時計オーバーホール修理例
桐生市の方からエレッセ腕時計の修理のご依頼です。
電池交換してもうまく動かず、機械に不具合があると予想。
お客様にお伝えしたところ、家族からもらった時計だから絶対直したい。ということで、修理を進めさせていただきました。
オーバーホールや機械部品交換で修理完了 1万円未満で直りました
機械に不具合があるため、ムーブメント交換で対応しました。
その後、分解洗浄やパッキン交換などでメンテナンス。
無事に動き出しました。
お客様も待ちわびていたご様子で、連絡した当日すぐに取りにお見えになられました。ありがとうございました。
電池交換例ご紹介。機械式か電池式か、実は両方だったフォッシル腕時計
栃木県足利市の方からお預かりしたFOSSIL(フォッシル)腕時計。止まっている状態の2本の腕時計をお預かりしました。
凝ったデザインでファッション性を感じさせる2本ですが、写真左側の腕時計に違和感。
機械式のような動きをする部品が見えるのです。一瞬、あれ機械式の腕時計だったか。それなら電池交換はいらないはず……と思いました。が、実は電池式の機械もある珍しいタイプと判明。
機械式の歯車を動かすためにゼンマイを巻き上げるローター部分とボタン電池が両方あります。
なるほど、時刻を表す部分は電池式が担当していたのですね。
電池を交換したところ、ちゃんと針が動き出しました。
2点電池交換で¥2,000+税で完了しました。
群馬県桐生市で電池交換できます
群馬県桐生市の(株)福田時計店で腕時計の電池交換やっております。
特殊な腕時計や店舗が混み合っているのを除き、通常は即日で電池交換ができます。
他でご購入された時計もOK。金属ベルトのサイズ調整もできます。
スイス製のTISSOTやファッションウォッチなど5本の電池交換修理が入りました。
お客様のご都合もあり、翌日にお渡しとなりました。
スイス製のTISSOT腕時計は¥1,500+税。その他4本¥4,000+税で修理完了しました。
2020年のゴールデンウィークは「家で過ごそう」と叫ばれるこの時代。
家で見つけた古い腕時計を再び動かしてみたいと思いましたら、群馬県桐生市の(株)福田時計店にお任せくださいませ。
店舗情報ご案内 修理受付は店頭ほか、宅配便でも受付できます
時計修理を続けてきて群馬県桐生市で創業60年以上。宝石・メガネ・時計の(株)福田時計店です。
腕時計修理のお見積り無料です。
オーバーホールや電池交換などやってます。
修理の受付は店頭か、あるいは宅配便でも受付できます。
宅配便で送られる前に、「お問い合わせフォーラム」にてご連絡いただけると助かります。
店舗についてご案内いたします。
住所 郵便番号 376-0032
群馬県桐生市東町808
(株)福田時計店
TEL 0277-45-2383
定休日 水曜日・日曜日
2020年5月6日まで営業時間が変わります。
詳しくは「店舗情報」をご覧くださいませ。
店舗周辺地図のご案内
専用の駐車スペース4台分あります。
腕時計の修理受付について 宅配便でも受付できます
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引き続き自粛を求められる2020年のゴールデンウィーク。食欲も自粛しなければ
新型コロナウイルスの影響で2020年のゴールデンウィークは自粛ムード。
自粛してないと名前を晒されてしまうかもしれないという、何とも緊張感ある大型連休となっております。
(株)福田時計店では営業時間を短縮しつつ、アルコール除菌やお客様が自由に使えるハンドジェル等の準備をしております。
ご来店お待ちしております。
さて、自粛といえば食欲も少し自粛しないといけないかなと思う今日このごろ。
外へ出かけられずスポーツジムにもいけず、このままでは身体ばかり横へ横へと育ってしまいそうです。
他にもそう思ってる方はいるようで、夜になると桐生競艇のまわりをランニングして運動不足解消しようと頑張っている方もいらっしゃるようです。
早くこの騒動が収まるといいですね。
宝石・メガネ・時計の
(株)福田時計店