お盆時期ということで、テレビでは昔のことを振り返る特集をよく見かけます。

歴史を振り返るといえば、2024年の今年は「SEIKO」ブランドが誕生して100年となります。

新しい腕時計がたくさん発売されておりますが、いまこそ約50年前のセイコー腕時計を見直してみるのも面白いかと思います。

セイコーは日本が誇る腕時計ブランド。

昔に作られた腕時計を愛好するファンも多く、レトロな雰囲気やヴィンテージの魅力は現代の腕時計にはない個性を演出します。

でも、壊れていて動かないのはちょっと寂しい。

そこで、群馬県桐生市の(株)福田時計店では古いセイコー腕時計の修理を承っております。

すべての腕時計を直せるわけではありませんが、可能なものであればオーバーホールや部品交換にて直しております。

昔の腕時計でも修理して使用することで、自分だけの特別なアクセサリーとして楽しむことができることでしょう。

今回はロードマーベルやキングセイコーなどの腕時計修理例をご紹介してまいります。

詳しくは後ほど。

東京都のお客様から宅配便にてセイコーロードマーベル腕時計の修理を承りました。

手巻きを巻き上げているときにゼンマイが切れてしまったとのことです。

止まって動かない不具合です。原因はお話のとおりゼンマイ故障でした。

ゼンマイは機械式腕時計の動力源。壊れている場合は新しい部品に交換が必要です。

部品の都合により、スイス製のゼンマイを使用して対応しました。

さらにオーバーホールも行って、分解修理やオイル注油などメンテナンスにて修理できました。

オーバーホールとゼンマイ交換で修理完了　税込2万円台

ゼンマイはスイス製のため費用がかかります。

それでもお客様にご了承をいただき、修理を進めることができました。

北海道にお住まいのお客様からKSキングセイコー腕時計の修理を承りました。遠方のため宅配便にて受付しております。

日付表示の早送りができない不具合です。

同一部品は見つからないため、部品を補修することでオーバーホール修理にて直すことができました。

オーバーホール修理完了　税込1万円台

日付早送り機能について、この腕時計の弱点といえる仕様になっております。

該当部品が樹脂製のため壊れやすく、部品入手もできません。

(株)福田時計店では補修にて対応しております。

故障を防ぐため、日付の早送り禁止時間帯(時計の針が20時～5時の間)は操作しないことをお願いしております。

いつも当店をご利用いただく桐生市内のお客様から承ったセイコーチャンピオン腕時計、2点ともオーバーホール修理完了です。

時刻が狂いやすい状態を直したり、時刻合わせのときに針を動かすのが重い不具合に対応しました。

精度についてはお客様の希望により遅れが出ないようにしております。遅れなければ多少誤差が出てもよいと、お客様の寛大なお言葉に救われました。

もちろん、実用できないほどの誤差にはならないようにしております。どうしても修正しきれない場合はご返却になります。

時刻合わせのときの針の重さについては、軽くしすぎると「置き回り」(秒針は動くが時針や分針が動かない)が発生する恐れがあります。

不具合が出ない範囲で調整しました。

製造からかなり年数が経つ腕時計修理はいろいろと制約が出てきます。

それでも、お客様にご満足・納得していただける修理を目指してこれからも取り組みたいと考えております。

よろしければ修理のご依頼お待ちしております。

(株)福田時計店では群馬県桐生市で腕時計の修理を承っております。

親切と真心をモットーに必要な修理を判断。

腕時計の状態や必要な修理やお客様のご希望をもとに、納得していただける腕時計修理を目指しております。

電池交換、オーバーホール、ベルト修理、革バンド交換、ベルトサイズ調整など可能です。

修理お見積もり無料。

修理受付は店頭か、または郵送や宅配便でお送りいただければ承ります。

(株)福田時計店

営業時間　9：40～18：00

定休日　水曜日と日曜日

住所　群馬県桐生市東町808

TEL　0277-45-2383

駐車場4台分あり。

2024年お盆期間は営業時間変更中。詳しくは最新の店舗情報をご覧ください。