昔から人気の高いタグホイヤー腕時計、時計は正常に動いても金属ベルトが壊れていては腕に着けられません。

腕に着けられない腕時計なんてそんなのウソだ。

というわけで、群馬県桐生市の(株)福田時計店ではメタルブレス(金属ベルト)の修理を承っております。

今回はよくある故障例を3つご紹介いたします。

ベルトのつなぎ目がちぎれてしまった、腕に着けるときパチンと固定する中留バックル故障、ユニークな形のベルトコマが途中でバラバラになってしまう。

いずれもお直しできました。

2025年3月になってもお問い合わせや修理依頼が入るなど、昔も今もファンが多いタグホイヤー腕時計です。

ベルトが壊れてお困りの方、新品ベルト交換より今使っているベルトを復活させたい方、愛着あるベルトを引き続き使い続けたい方へ。

店頭のほか、郵送や宅配便でベルト修理の受付できます。

詳しくはのちほど。

群馬県のお隣である埼玉県からお客様がご来店。

タグホイヤー腕時計の金属ベルトが切れてしまったということでベルト修理を承りました。

壊れた場所は中留バックルの細い箇所。

小さな部分なので壊れやすい場所のひとつといえます。

長年使用していたところに何らかの負荷がかかって切れてしまったと思われます。

正規修理ではベルト交換といわれそうです。

一方で当店では壊れた部分を直すことで再び使えるようにできます。

タグホイヤー腕時計ベルト修理完了　税込1万円台

ちぎれていた部分を修理して、再び安心して腕に着けられるように直りました。

部品と部品のつなぎ目は壊れやすい箇所です。特に汚れがたまると劣化して故障しやすくなります。

ステンレスといえど、汚れがたまると錆びる原因になるといわれております。

できれば普段からクリーニングしておくことをおすすめします。

九州の宮崎県にお住まいのお客様からタグホイヤー腕時計ベルト修理のご依頼が入りました。

群馬県の当店まで遠いため、宅配便で修理受付となりました。

故障箇所は中留バックルです。

腕から外すときに押すボタンが壊れておりました。

ボタンが外れ落ちてしまいます。セロハンテープに貼った状態で届いておりました。

このままでは腕に着けられません。今回は修理で対応できました。

中留バックルプッシュボタンを直しました。

もう外れ落ちたりしません。腕に着けるときはカチッと固定されます。腕から外すときも正常に動作するようになっております。

タグホイヤー中留バックル修理完了　税込1万円台

劣化を防ぐために濡れたら拭き取りなどのメンテナンスをおすすめします。

1990年頃から人気のタグホイヤーセルシリーズです。

ベルトの形が独特で素敵ですが、ある種の弱点があります。

それはベルトコマがゆるんできてしまうことです。

ひどくなると腕から外れ落ちることもあります。

正規修理でベルト交換すれば確実に直りますが、新しくなったベルトでも年数経過でまた同じように劣化することも。

「2代目のベルトがまた同じように壊れた」というお客様も実際にいらっしゃいました。

さて、ボロボロで限界というならベルト交換も分かる。

でも、見た目はまだキレイ。直せばまだ使えそうなのに交換したくない。愛着あるベルトをカンタンに諦めたくない。納得いく修理を希望したい。

そんなとき当店のベルト修理がお役に立てるかもしれません。

ベルト修理完了しました。

ベルトコマの裏側から補修をすることでゆるみを防止。

また、まだゆるんでいないコマにも処置をしておくことで今後の故障予防を目指しております。

タグホイヤーセルシリーズ腕時計ベルト修理完了　税込1万円台

ウラ側からみるとベルトコマ中央に補修跡があることが分かります。

腕に着けたときは修理跡が目立たないように配慮しております。

長年使ってきたベルトがまだまだ使える。ベルトだけ新品ピカピカになってしまい時計本体と比べてチグハグな印象にならなくて済むなど。

ベルト修理はおかげさまで好評をいただいております。

修理の受付は店頭か、または郵送や宅配便でも修理依頼ができます。