「オープンハート」ユナイテッドアローズの自動巻き腕時計の修理例。他で対応できなかったベルト交換例も
有名セレクトショップ「ユナイテッドアローズ」のオリジナル腕時計の修理例です。
群馬県桐生市で創業60年以上。時計修理ができる(株)福田時計店です。
落として止まってしまったということで、オーバーホール(分解修理)。
オーバーホール基本料金にて修理が完了しました。
後ほど故障の原因や、今回のオーバーホール修理料金について書いていきますね。
続くデカ厚ブームの一方、落ち着いたクラシックさに惹かれる人も増えつつある
オープンハートと呼ばれる、7時方向にある丸い窓が特徴。
落として“ハートブレーク”してましたが、無事に機械が元気に動く姿が見られるように復活。落とした衝撃で部品同士の動作がうまくいってませんでした。潤滑油も補充してしっかりメンテナンスさせていただきました。
一目で機械式と分かるデザイン。落ち着きあるクラシックさが小気味良くていいですね。
当店で電池交換やベルト交換の依頼がよくある「ディーゼル」や「NIXON」のようなデカ厚腕時計が流行ですが、最近は実用性のあるシンプルさに惹かれる方も増えつつある印象。
祖父・親世代の憧れだったキングセイコーや昔の日本製腕時計を見つけて、修理に持ってこられる方が多くなりました。
日本製の機械式腕時計のオーバーホール料金は税別¥11,000~(手巻きの場合)
修理する内容や料金はお見積もり可能です。
時計修理お見積もり無料。詳しくは店頭にてご案内いたします。
こういったアパレルブランドやセレクトショップのオリジナル腕時計、熱心に修理を希望されるのは理由があると聞いたことがあります。
販売終了すると同じデザインのが手に入らない。再販されないことが多いそうで。
こういった時計は専門の腕時計メーカーと違って、交換用の部品が見つからない等の難しさがあります。
しかし、「直してでも長く使いたい」強い気持ちにできるだけ答えていけるよう、頑張って直します。
なお、今回の腕時計。中身は国産の自動巻きだったので内装の修理は意外と対応できそう。ともかく直って良かった。
国産自動巻きオーバーホール基本料金 ¥12,000+税
純正の金具を使えるように改造してオリジナルに近い雰囲気へ。幅の広いベルト取り扱ってます
ベルト交換修理、革バンドの交換ができます。他店でお買い上げ頂いた物でもOKです。
さきほども話題にでた「ディーゼル」腕時計のベルト交換しました。
他ではサイズの合うベルトがないということで当店へ。私どもで幅がピッタリ合う革バンドが見つかって交換させていただきました。
もともとのベルトに付属していた純正の尾錠(留め金具)を使えるように改造しました。(写真撮っとけばよかった……)
市販のベルトへ交換するだけでなく、穴あけ工具で微調整して留め金もオリジナル部品に交換。買ったときと近い感じ、雰囲気が変わらないよう仕上げられました。
革バンドも腕時計の一部。侮れませんよ。
※ 改造や穴あけ加工サービスは、当店でベルト・革バンド新規購入していただいた方に限ります。
持ち込み品の加工はお断りすることがございます。ご了承くださいませ。
当店では22ミリや24ミリ、26ミリ幅などのビッグサイズ用のベルトを取り扱ってます。
素材やカラー、デザインによってはお取り寄せも可能です。
お気軽にお問い合わせくださいませ。
ロレックス・オメガほか、もっと腕時計修理例を見たい方はこちら
宝石・メガネ・時計の
(株)福田時計店